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■ その後のジュノオM85 ■
*ヘッド分解&その他整備編*
2009-3-26記

我がジュノオM85もレストア完了から早3年経とうとしています
その間の走行距離も余り走って無い事も有り
(当初よりリヤスプロケットの刃が3箇所程欠損している為長距離は怖い??)
トラブルらしい事は
殆どなくて、強いて言えばスイングアームの右ピボットよりの
チェーンケース内のオイル漏れ位でしょうか??

しかし、この点は他のジュノオも同じようで

欠点にはならない??
・・・・・・
ヒラノポップ&ピジョンC83ばかりいじって居た訳では無いが
コレまでの作業をチョコッとまとめて公開します
過去の整備日記
2007-3月頃ですが錆て穴が開いたリヤショックの
メッキカバーの新品をゲットできたので
早速、セットしました

リヤショックの分解が
中々面倒でしたなぁ
続いて2007-4月頃でしたが
フロントのアームカバーが
錆で穴開き&板厚が薄いので
装着には勇気が要りましたので
取り付けは見合わせていたのですが
コレも新品が出品されていたので
此処で見逃したら
後は無い!!・・と思って
結構な金額でゲット

チョット頑張りすぎた!!
懐が痛い!!
懐が痛いのは仕方ない??が
勿体無いけど??
迷わずセット!!

これでようやく欠品無しの
オリジナル??状態で
満足満足
続いては、2007-5月頃ですが
チェーンケースピボット軸より
チェーンケース内部の
オイル漏れ発生!!

止めておくだけで
オイルのシミを作ります

やはり、完治は難しい模様
・・・・
他のジュノオでも、ケース内にオイルが
入ってない固体が多いのも納得
いっそのこと、オイルレスチェーンを
使って、オイルバス方式は止めようか?
とも
思うが、ベアリング他には
余り良いことはありませんので
我輩は、純正のオイルバス方式に
拘って整備することにします

幸いエンジンはフレームに搭載状態でも
何とか、スイングアームは分解できるので
苦労して??・・・整備します
フレーム搭載状態で
一番厳しいのが
このピボットリングの取り外しです

マフラーは外して有るので
ぺらぺらのフロアーを
ずらして取り外し

余り整備性が良くありませんが
仕方なし

パッキン&Oリングを新規に
付け替えセット
ようやく完成!!

どうか、漏りませんように・・祈!!

それから2年経ちますが
やはり、漏れは止まりません・・ンガー(▼▼)
・・・・・
ジャージャー漏れではなく
チビリチビリ漏れなので
仕方ないのぉ〜
・・・
コレはあきらめました
2009-3月の整備日記
2006年のレストア作業の際
エンジンのヘッド廻りの分解整備は
ロッカーアームシャフトピンを固定している
4mmピンが
どう頑張っても抜けなかった事も有り

エンジン始動にも
特に問題もなかったので
タペット調整位で
分解は見合わせて居たのですが
最近、ヘッド廻りからオイルが滲むようになり

バルブ&シリンダーの状態も確認したい!!
・・・と、言うことで(誰が??)今回
分解&整備することにします

でも
壊さなきゃ良いけど・・・チョット不安┗(-_-;)┛
・・・で、ヘッドカバーを外します

今回も
ロッカーアームシャフトピンを固定している
4mmピンが
中々抜けなかったのですが
何とか抜けました!!

コレが抜ければ後は
簡単!!

ロッカーアームシャフトピンを抜いて
ロッカーアームシャフトを抜けば
ロッカーアームが外れます
OHVエンジンなので
コレだけです
簡単で助かりますね

後は、シリンダーヘッドを固定している
4本のナットを緩めれば
いとも簡単にヘッドは抜けます
・・・・・
・・・・が、シリンダー下側に有る円筒形の
プッシュロッドカバーチューブの
Oリングがヘッド&ケースに
固着していて、外れそうだが
中々はずれません!!
ヘッドが外れましたら
今回初めて、お目にかかりました
我がジュノオM85のシリンダーとご対面です

シリンダー内壁は傷一つない
非常に綺麗で
良い状態でした
・・・・
カーボーンの堆積は有るものの
ピジョンC83に比べましたら
少ない方ですね

少し、安心しました

ジュノオのヘッド廻りで分解出来るのはココまで!!

シリンダーはクランクケースと一体の為
ピストン本体を拝むには
縦割りクランクケースを分割しなきゃなりません
・・・・
分解したい気もするが??
非常に大変な作業となるので
今回の分解はココまでとします(~ヘ~;)
ヘッドドーム側です
状態は悪くは無い様子

カーボンの堆積は普通??

でも
ヘッド&バルブのカーボン落としは
いつも大変ですねぇ〜
ヘッドのバルブ側です

2枚のバタフライ??がアジャスターアームで
ピボットピンにて固定されています

その下にある左右の丸い筒が油圧で
制御するプランジャーですね
とりあえず、ヘッドドーム&バルブの
カーボンを落とす為に
バルブを外します

バルブガイドにはガタも無く
程度は優秀でした!!

バルブ-本体にも曲がりなどの損傷も無いようです
ヨカッタぁ〜
バルブの外したヘッドドームです

カーボン除去に手間取りますが
何とかなりそうです
いよいよ禁断の??油圧アジャスター本体の
分解です

2本のボルトを外しますと
プランジャーボデイが外れます

このボデイには円筒形のプランジャー
ピストンが入ってます
このピストンには
スプリングも同時にセットされています

工作精度の高い部品ですので
傷は厳禁ですよ
油圧アジャスター全分解の様子です

プランジャーボディ内部には
1/8"のスチールボールを採用した
チェックバルブになっているようですね

エンジンオイルはシリンダーを通り
ヘッドを通過の際このプランジャーボディ
内部にオイルが溜まり
プランジャーボディ円筒に収納されている
プランジャーピストンを押し上げて
バタフライ状のアジャスターアームを
押し
タペット間隔をゼロにする仕組みのようです
油圧機構の仕組みは簡単ですが
工作精度の高い部品のようで
当時、ホンダが傾きかけた程の
高価な
工作機械を導入した成果かも知れません??
とりあえずは、ピストンヘッド廻りの
カーボン除去作業に取り掛かります

中々落ちてくれませんが
ムース状のクリーナー&真鍮ブラシで
ゴシゴシ・・っと

何とも、根気の要る作業です
腰が痛くなりました←トントン!!

見違える程綺麗になりました!!
ヘッドをつけるのが惜しい位??
シリンダー内部は手付かずですが
非常に綺麗です
ヘッドドーム&バルブのカーボン除去も
かなり大変な作業です

地道以外何モノでもない作業です
・・・・
バルブシート自体がヘッドドームと一体で
(コンバッションチャンバーボデイ)

ヘッドと一体に鋳込んである構造のようで
シートリングの打ち替えは出来ない
構造のようですね
当たり面のシートカットは出来ますが
やりすぎますと、打ち替えが出来ない故
元に戻せなくなりますので
バルブステムの突き出しが
だんだん大きくなりそう・・・・

今回はココまでの作業はしません
・・・
バルブシート面との当りを
取るだけに留めます

こういった構造からしても
かなり特殊で、ヘッド廻りの
Oリングとかパッキン類も
ジュノオ専用部品のようで
部品調達に苦労します
さて
このジュノオのOリング&パッキン類ですが
全て専用部品のようで
以下の全種類を探してもありませんでした


鞄結梛@革より

他のメーカーに有るのかも知れませんが
規格品となると・・・やはり無い模様・・
ジュノオのヘッド廻りに使用している
Oリング&パッキンは
1.シリンダーとヘッドの接合面のラバーパッキン3箇所
2.プランジャーボデイ本体のOリング2箇所
3.プッシュロッドカバーチューブのOリング4箇所
4.スタッドボルトに入るOリング→コレは有る固体と
無い固体が存在する模様で、当M85は有るタイプ
でした・・・唯一このパーツのみ規格品に有り
・・・・数は片側シリンダー分・・・

以上の部品のようです
今回全てを新品に入れ替える予定ですが
先の規格表に4番以外は全てが有りません

難儀します!!

1.シリンダーとヘッドの接合面のラバーパッキンは
3mm厚のシリコンゴムにて自作で解決
黒のリングは元に付いて居た物です

一件落着
2.プランジャーボデイ本体のOリングは本来
帯状の板リングなのですが、苦労??の末見つけた
ヤマハの線径の細いOリングで代用

二件落着

このプランジャーストレーナーは
エドのきした様提供です
ありがとうございますm(._.)m
上のプランジャーボデイ本体の下部に
写真のようなストレーナーが付くようで
パーツリストにも記載があります

しかし、我がジュノオには付いていませんでした
過去に分解された形跡が無いので
気になってエドのきした様に問い合わせますと
無い固体と有る固体が存在するようでした
後期型はどうも無いらしい

分解の際スラッジが溜まって
居ませんでしたので、考えた挙句、
当初の通り無い仕様で行くことに・・・
シリンダーへ自作の
シリンダーとヘッドの接合面のラバーパッキンを
セット

その上で上一箇所、下2箇所の
オイルガイドをセット

スタッドボルトにはOリングをセット

プッシュロッドカバーチューブのOリングは
寸法が13.8X3.0のサイズのようですが
規格品に有りません

仕方なく、規格品でコレに近い
12.37X2.62というサイズを取り世せます
線径がチョット細いけど、使えるが
オイル漏れが心配
大丈夫か??な??

三件落着
Oリング&パッキンの選定に時間が
掛かったが、後は元通りに組むだけ!!

ヘッドナットの締め付けトルクは0.8m・kgです

今回は全てばらしてますので
問題ないが、組み立てて
一度でもエンジンを掛けて
再分解した際には
プランジャー内部に油圧が掛かったままになり
ロッカーアームシャフトが
中々組み付け出来ません
・・・・
出来ない事は無いですが
力技になってしまいますです

その際は、プランジャー内部に溜まった
オイルを抜いてピストン圧力を抜いておく必要が
有ります

なおシリンダーヘッド下部に
プランジャーへ経由するオイルドレンボルトが
有りますが、このボルトを外しても
プランジャー内部の圧力を抜くことは
出来ませんので注意が必要です
・・・・・
逆に圧力が抜けるようですと
プランジャーのチェックバルブに異常が
ある事になります

ヘッド下にプランジャー側へ行く
油圧のドレンボルト穴が見えます
当初、このボルトを閉め忘れて
オイルがジャージャー漏れになったのは
内緒な話( ̄□ ̄;)!!
オイル漏れの心配な
プッシュロッドカバーチューブの
ケースとヘッドの合わせ面

どうか漏れませんように・・・

完成した後日ですが
何故か右シリンダーのケース側1箇所だけ
微妙にしずく(要は漏れてる)が発生!!
1箇所のみでしたので
液体パッキンで誤魔化しで
様子見です・・・(^-^;
ようやく、完成ですが
エンジン始動の最初はヘッドカバーを
せずにエンジン始動して、油圧タペットによる
ギャップの確認が必要です

プランジャーピストンの圧力が安定するまでは
ロッカーアームシャフトの動きが
なんかやじろべえ状態です

ココで安定したら
タペットクリアランス0.5mmに合わせて
ヘッドカバーをセット
ココまでしての作業で、何か変化は??

・・・と、なると劇的な変化はありませんが
まず始動性が良くなったような気が・・・

また、コレまでは
どう調整しても、右シリンダーの排圧が左に比べて
弱かったのですが
この作業で左右全く同じになったようです
加えて右シリンダーの燃焼効率が上がったのか??
マフラーの焼け具合も逆に右側が良く焼けてる気がします

もう少しタペット調整は必要のようですが
まずまずっと言ったところでしょうか??
・・・・・
ヘッド廻りの仕組みと内部状態の確認が出来たのが
今回の収穫ですかねぇ〜
何よりも今回壊さなかったのが大収穫か??( ^_^)/□☆□\(^_^ )

走りそのものは、乗り手が下手ッピのままなので
なんら変わりなし

以上報告・・・終わり!!



まだまだ、寒いが、ようやく、春です
チョット走りに、行ってくるかな??




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